ツッコミを滅ぼす7年という時

【Sims3】 律子と千早の野望の王国 シーズン4 第4話

作:ダイヤモンドP

ダイヤモンドPの作品は「アイドルマスター2」の765プロに「否」を言い続けている。
(ミリオンライブやワンフォーオール、プラチナスターズとの距離感は今のところポジティヴなのかな)
2010年9月18日から、来月でまる7年。
私はここに居て、多くの人が去っていく姿を見てきたし、気づいたら居なくなっていた人、消えてしまっていた動画をたくさん知っている。
一方で、それらの人が「そうせざるを得なかった」状況を知ることなく、新たに遊びに来た多くの人がいることも、私は知っている。
先だって話題になった「地獄のミサワ」氏などもそう。


アイマスにハマった:地獄のミサワ


思うに、氏のアイマスへのハマり方は、いわゆる「2nd.Vision」を展開した製作者側としては理想的なものであったろう。
アイマス2モデルの、特に竜宮小町の伊織は、ほんとうに奇跡的な美しさを宿している。
その伊織と、自身がゲームをプレイすることなく(アイマス2を数十回クリアしてる私としては、これは大きいと考える)実況動画の視聴者として出逢い、ワンフォーオールでプレイヤーとなり、後にライブへと参加する。
そして近しい人(氏にとっての奥様や友人)と、その楽しさを共有する。
「今のアイマス」を楽しむ姿としては、まさに理想的といっていい形だ。


しかし、アイマスを好きでいる人、アイマスに関わり続けている人は、それだけではないのだ。
「自分が出会ったアイマス」を大切に、大切に愛おしみ、自分の中に「今のアイマス」とは必ずしも一致しないアイマスを育て続ける。
どうしようもない怒りや失望、矛盾を抱えながら。そんな人も、この場所には居る。
傍目には、健全とは言えないかもしれない。でも、どうしようもないことだ。
「パラレル」という口上、「プロデューサー」という表現を使った時点で、こうなることは避けようのないことだ。


で、ダイヤモンドPの動画、冒頭の場面である。
これに対してのツッコミがまったくないという状況が、私に7年という時間を思い知らせてくれた。
そうか。このセリフに反応できる人は、この場に居ないのか、と。
そんな狂った仕事〜は私のコメントです
【アイドルマスター2】例の雪歩のコンビニコミュ

作:pomeasa 氏

あの雪歩のセリフは、ダイヤモンドPのボケなどでは断じてないのだと。
あの雪歩が「あずみん」であることなど有り得ないのだと。
そういうことを言いたい人が、ここに居るんだよ、という話でした。