ゆめをみた

ニコニコが方針を転換し、アイマス動画が全て削除された日。
私はどこかのチャットに参加して、思い出話をしている。
多くの参加者がいる様だけど、チャットの流れは緩やかで、でもとめどない。

「あんな動画があったね」「こんな動画もあってさ」
「ブログどうする?」「まあ放置で」
「あの動画を一番愛していたのは俺だ」「いやいや俺だ」
「残念だね」「正直絶望した」
「幸せだったね」「楽しかったね」
「そういえばあんな動画もあったね」「そうそう」

そんな話をしている。
具体的な動画のタイトルもいくつか出ていた。
私達はそれを過去の物として話し、惜しみ、懐かしんでいた。

今朝、目が覚めて、私はそれが夢であったことに安堵したのだけれど。
夢の中の私は、私達は、とても楽しそうだったのだ。
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そんな、夢の様な、夢の話。