風と光と炎の流法〜じゅっP・DAT3P・アゥP

ゆるゆる書いていこうと思ってたらタイムシフト期間が終わりそうでヤバい。14日開催分は今日までですね。
少しでも残していけたらと思います。というワケで今日は初日から3枠を一気に。
三者三様、それぞれ自分らしさを見せながら、なんとなく共通したカラーを感じました。
それをビジュアル的に表現すると、こんな感じ。

※筆者の勝手なイメージです
.
まずはじゅっPから。私が今年のVRLで最初に入場した枠です。

イメージは風。あらゆるフィールドを自由に吹き抜け、循環させる優しさと力強さ。
立ち止まらずに走り続けながら、その現在の瞬間を楽しむ事ができる人なのだなと。
決して押し付けず、でも確かにそこに存在するエネルギーの流れを見せる事ができる人。
このままアイドル達を包みながら歩を進め、いつかとんでもない高みへと飛んで行ってくれるかもしれないという期待。
そんなステージ。
続いてDAT3P。

イメージは光。光と影と音楽のパズル。見る者の内面反射により強められる印象。
シューゲイザーという音楽ジャンル、私は氏が今年の秋に主催されたim@shoegazer祭りで、初めて意識したものでした。
今回のステージで初めて触れたという方も少なからず居た様で、その魅力を存分に伝える事に成功していました。
内省的、浮遊感、没入的な音楽のイメージをアイドルという共有された像に結び、より伝えやすい形で提供する。
それを成し得た力量に脱帽。あとレスポンスの初々しさにやられた。
最後はアゥP。

イメージは炎。VRFが培ってきた熱量を受け継ぎ、自分自身を燃焼させる意思。
どれだけパワフルな曲をぶつけようと、アイドルはそれに応えるという信頼感。
見る者を否応なく揺さぶり巻き込んでいく力、その炎を託すのがスノーフレークリリパットを纏った雪歩というのが、
実にアツいじゃないですか。
そして「今宵 流星の指す方へ」。流星はね、彗星の子どもなんですよ。
.
11年から12年デビューの御三方、いわば「VRF世代」の見せた3つのステージはとても眩しく、清々しく、美しかった。
ある意味、VRL'12の空気を作ったのは、この3ステージだったのかなと、私は割とマジで考えています。
見事なアクトでした。