【ノベマス】雪歩から――【1、2】を見て

激動の7月が終わり、8月になりました。
アイマス2が発表されてから、間もなく1ヶ月。
この間、数多くのプロデューサーが雪歩の動画を投稿し、私はそれらを視聴させていただきました。
どの作品も、どの雪歩も素敵だった。
でも、作品を見終える度に、私の中にモヤモヤした物が積っていく感じがしていました。
そのモヤモヤの正体がつかめず、雪歩について書いていた記事も、自分が何を書いているのかわからなくなって消去。
どうしたものかなー、と思ってたんですが、ひとつの動画が前に進むきっかけをくれました。
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【ノベマス】雪歩から――【1、2】

作:eternal氏(ユーザ名)
雪歩とプロデューサーと、そして雪歩とが紡ぐ、決意と旅立ちの物語。
eternal氏のデビュー作であるこのノベマス、派手ではありませんが印象的なグラフィック改変やシルエット処理、要所で用いられるBGMなどの作り込みの丁寧さに、氏がこの作品にこめた思いの強さが窺えます。
そして、その真っ直ぐな強さが私に教えてくれた、モヤモヤの正体。
それは「私は雪歩のプロデューサーじゃない」という、気づいてみれば当たり前のことでした。
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そんな、当たり前の事とはいえ、なぜ気付いたのか。
この作品の中で、雪歩はプロデューサーに、あるお願いをします。
それに対して、私は応えてあげる事が出来なかった。
それどころか、ろくにコメントする事もできませんでした。
広告で雪歩に応えている方々と違って、私には彼女の願いを受け止める事が出来なかったんです。
他の動画においても、プロデューサーの皆さんは「自分がプロデュースしてきた雪歩」への想いを作品にしています。
だから、作中の雪歩もまた、「自分をプロデュースしてきたプロデューサー」を見ている。
作中の雪歩の視線の先に、自分が居ないという事実が、私をモヤモヤさせていたんだなぁ、と。
で、そんな事を思いながら、アイドルマスターの公式ブログを見ていたら、7月末のこんな記事に目が留まりました。
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7/28配信予定「アイマスSPカタログ18号」詳細が公開されましたよ!プロデューサーさん!

また、新曲「L・O・B・M」をはじめとする配信楽曲の雪歩のCVはすべて「アイマスSP」本編と同じく

長谷優里奈さんですので、「アイマスSP」での雪歩との「思い出」をかみしめながら、ステージシーンを楽しんでいただければ幸いです。

……。
「思い出」をかみしめながら?
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まだ出逢っても居ないのに、かみしめる「思い出」もなにも無い。
これはアレだ。アーケード版のオンラインサービス停止が発表された時の感情と同じ。
出逢わないまま見送る立場になってしまった時の。
でも、今回はまだ、間に合うはず。
よし決めた。雪歩の様に、eternal氏が見せてくれた雪歩の様に、始めの一歩を踏み出そう。
そして、プロデューサーとして、もう一度作品を見に行こう。決めた。
というわけで、アイドルマスターSP:ワンダリングスターを購入しました。
やよいのプロデュース終了後、雪歩に会いに行こうと思います。

それまでもう少し、待っててね。
※画像はリンPのアイドルマスター 「i」よりお借りしました