「約束」を見ました。

やっと、追いついた。
アイドルマスター 第20話「約束」

まー、そうね。

再生。
「直った」のでなく、再び誕生した千早の、光の中での第一声。これは産声ですね。
生まれたら、声をあげて泣かないとね。

赤子の様に泣いて、笑って。ここから始まる。
この視点で20話を語ると、今の千早にとっての家族は765プロという事になり、それはそれで危ういなぁと思うのですけれど、私にはそう見えたという話。
で、20話を見るまではと、一ヶ月封印していた作品を、今日、見ました。
如月千早 約束

作:ねーよwwwP

だよね。
「千早Pの千早」が、この歌を歌うなら、きっとこうなるんでしょう。
20話を見るまで待って良かった。もしフライングで見ていたら、ちょっと危なかったかもしれない。
それともうひとつ。20話を見た後なら、届くかもしれないと思っていた千早がいたのです。
Best Shot

作:しょじょんP

そして更にその先の、この千早。
Chihaya is Music Fighter!! 2011.06.29


しょじょんPが送り出したこの千早、実は当時の私にはわからなかったんですよね。繋がらなかったというか。
千早がここへ至る道程が、想像できなかった。
で、今回。

いけるかな、と。
結論から言うと、「まだ」届いてなかったなぁ、と言ったところでしょうか。
20話の千早では、まだここへは行けない。
でも、可能性はあるかな。そんな気がしました。
一方で。
「眠り姫」如月千早(CV 今井麻美)

投稿者:beep
この歌は、どこへ行くんだろう。
そんな事を思ったのでした。
※追記
gouzou氏が問題の2曲と千早について、非常に読みごたえのある記事をエントリーされていたのでご紹介。
眠り姫と約束:ただそのために

千早そのもの象徴しているようでいて、深く掘り下げてみれば全く乖離している。別離の歌にドキドキさせられ、歌に反していく千早にドキドキさせられる。そんな、千早との付き合いだった。
 歌に溶けずに人の形を保っていてくれる千早にホッとする、そんな千早とのこれまでだった。
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 それは、千早自身が抱える矛盾だ。抱えなければならなかった矛盾だ。「歌いたい」と「歌わなければならない」というアンビバレンツな感情。堅い殻を纏っておきながら、その実、いつもすがりつく何かを求めている子猫のような内面を持っている。そんな相反する二面性もまた、千早の可愛さだった。
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中略
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良い悪いは置いておいて、『蒼い鳥』や『目が逢う瞬間』は、重い重い千早の「今」を描いているのかな。プロデュースしていく過程で千早が変わっていくと、千早が抱えている矛盾が露わになっていく。その中でその「歌」と道を違えて行く。それが良いのか悪いのかは分からないけど。
 で、『約束』は20話のエンディング。千早が変わった後の歌だ。正確に言うと、歌を楽しんでいた千早に「戻った」後の歌というべきか。いずれにしろ、千早の「明日」を描いている。
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千早の持ち歌を聴いて千早に対して抱いてしまう不安や恐れは、千早が歌に溶けてしまわないだろうかという恐怖から来る。でも、『約束』の歌詞を読んでいると、むしろ歌が千早に溶けていくような、そんな感覚がある。

いや、これはすごい記事だと思うのねマジで。というか私は勝手に直撃くらってKO状態なんですけど。
正直、まだ私は「眠り姫」に対する引っ掛かりが残っていて、アニマスの画に「眠り姫」を乗せた動画は見る事ができずにいるんです。
どちらもすげー良い歌だし、どちらも千早の歌だという事もわかってるので、どうかもう少し、考える時間をいただきたいなと。
いやしかし、さすがだわぁ。参りました。