それぞれのトレードマーク

毎日いろいろと考えたくなる出来事が起こります。
ですが、その根っこにあるのは「楽しい」「楽しみたい」という思いのはず。そこを忘れずいきたいですね。
というワケで、このところ何度も見ては、毎回笑っちゃう作品がいくつかあるのですが、そのひとつがこちら。
べろちょろがヒロイン
べろちょろがヒロイン
作:下風ゥP

やよいのポシェット「べろちょろ」を巡って、765プロが奮闘するコメディ作品。
文章よし、イラストよし、テンポよし。様々な面白さを次々に提供してくれる、お得なノベマスとなっています。
非常にオススメ。
で、この作品のヒロインである「べろちょろ」。
やよいが常に首から下げている、いわばトレードマークとなっています。
アイマス2においても、べろちょろは健在。なんか妙に安心しました。

こうしたトレードマーク、他のアイドルの中にも持っている人が居ますね。
今日はそうした、アイドルの持ち物をテーマにしたノベマスを御紹介します。
アイドルマスター短編『バカップル』
アイドルマスター短編『バカップル』
作:下着ドロP

トレードマークといえば、まずはこの方、春香さんから。
プロデューサーさんにベタ惚れの春香さん。今日も彼の気を惹こうと精一杯の「おめかし」をするのだが?
内容はタイトルが全て。ですが、絶妙なセリフ回しと改変グラフィックがいい味を出してます。
この方が「足りなくなる」も書いてらっしゃるんだよなぁ……いやはや。
それにしても、どこへ行っても伊織は苦労人です。
◆人形の夢【怪奇談其ノ二】
◆人形の夢【怪奇談其ノ二】
作:フィロソP

自分が人形の「うさちゃん」になった夢を見た伊織。
初めはその夢を楽しんでいた伊織でしたが、夢は次第にはっきりと、長時間に渡るようになり、伊織を苛んでいきます。
そしてある日、ついに……。
伊織のトレードマークといえば、もちろん「うさちゃん」。
一緒にステージにもあがる、伊織にとっては掛け替えのない存在です。
しかし、うさちゃんの方は、はたしてどう思っているのでしょうか?
虚実が交錯し、二転三転するストーリー展開が見事。ホラー要素が好きな方にオススメです。
【ノベマス】お姫様の魔法のディスク
【ノベマス】お姫様の魔法のディスク
作:覆面作家P

高木社長の方針により、アイドル候補生に「なってしまった」律子。
専属となったプロデューサーにデビューを勧められても、彼女は断り続けます。「私は可愛くないから」と。
そんな彼女を、プロデューサーはある場所へ連れ出すのですが……。
メガネとみつあみ。それは律子が自らにかけ続けている「魔法」。
その魔法に封じられた彼女の想いを、この物語は優しく解き明かしていきます。
それにしても。リッチャンハ、カワイイデスネ。
たるき亭営業日誌 一品目「おにぎり」
たるき亭営業日誌 一品目「おにぎり」
作:ニゴリP

765プロと同じビルに店を構える居酒屋「たるき亭」。
その店のマスターとアイドル達の触れ合いを描いた連載作品です。
記念すべき第一回、美希に振舞われる料理はもちろんおにぎり。その心は……?
アイドルの葛藤と成長を、居酒屋のマスターという独特な目線から捉え、料理という個性的なアイテムで後押しする。
実にうまい舞台設定です。現在は第7話まで進んでいますが、どれも気軽に楽しめる長さなので追いかけてみてはいかがでしょうか。
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今回はここまで。
アイドルというキャラクターの一要素である、トレードマーク。
そこから想像を膨らませ、更にアイドルを魅力的に描きだす。これぞまさに、プロデューサーの仕事ですね。
アイマス2では、彼女達にどんなトレードマークが追加され、そこからどんな物語が展開されていくのか。
今から期待しています。