先日、非常に印象的なPVを視聴したので、まずはそちらを御紹介。
アイドルマスター やよい New_Millenium
作：浮気する？氏（ユーザ名）
やよいの、この瞳。このまなざし。
XBox360版やよいの瞳はグリーンですが、この動画ではアクアマリンの様に透明なブルーへと変わっています。
作中、この澄み切った瞳が、画面の向こうからこちらを見つめてきます。何度も、何度も。
魅入られる、とは、こういうのを言うんでしょうか。良い作品でした。
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で、この作品を何度か視聴しているうち「そういえば、以前にも瞳が印象的な作品があったなぁ」と思い出したので、ここで併せて紹介したいと思います。
アイドルマスター「Changes Of Atmosphere」Dela
作：チヒロP
柔らかな光に包まれ、輪郭のぼやけた千早のアップのみで構成されたPV。
ひたすらに千早の目が持つ魅力を堪能できる動画です。綺麗だなぁ。
【アイドルマスター】グッドコミュニケーション
作：怪盗紳士Ｐ
アイドルの「パーツ」のみを映しつつ、彼女達とのコミュニケーションについて問いかける作品。
この瞳は、動画中で色を刻々と変化させていきます。これは誰の瞳なのか……それすらわからない。
そんな私達と彼女達でも、わかり合う事は可能なのでしょうか。
[2010洋楽m@ster] 亜美真美×Moby, Porcelain
作：レスター伯P
更にカメラは彼女達に近付きます。
画面全体を埋める真美の瞳の中で、歌い踊る亜美。合わせ鏡の様な、不思議な感覚。
使用曲のPVがアイデアの元となっているとの事ですが、これを亜美と真美で表現するのがまた、巧いですね。
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ここまではPV作品を紹介してきましたが、Novelsm@sterにおいて私が「目」を意識させられた作品といえば、こちらになります。
【アイドルマスター】ガン・スモーキー・ベイベ
作：RAP_ ／下井草P
美麗なイラストにパロディ＆遊び心満載の文章、燃えに燃えるＢＧＭで、何度見ても楽しめる作品。
この動画にはいわゆる「セリフ枠」がありません。したがって文章は画像上に被さる形になるわけですが、その配置が巧いなぁと。
まず、冒頭の喫茶店での会話を例に観てみましょう。
これが基本の一枚。春香、千早、律子、そして美希の四人がテーブルを囲んでいます。
で、春香が「Colorful Days」についてアツく語るわけですが、その最中で千早と美希が会話するシーンが、こちら。
画面が二人にズームしています。そして、文章は二人の顔を避けるように配置され、会話している二人の表情が確認できますね。
イラストの魅力を損なわずに、その上の文章を読ませる。ああ、こりゃすげーなぁと思ったわけです。
で、四人が声を合わせる場面では、こうです。
全員の目が見えますね。むしろ、文字列によってイラスト中の目が強調されている様にも見えます。
漫画におけるフキダシの様に、巧みに文章が画像上に置かれているのがわかるんじゃないでしょうか。
もうひとつ。真のガン＝カタ発動シーンから。
「くるり。」という一語を挿む事で、文章が真の強烈な眼光を避けているのがわかるでしょうか。
これ、無くても意味は通りますよね？RAP_は以前ノベマス講座で「文章はとにかく削れ」という意味の事を言っていました。
つまり、この一語は削れない意味があるわけです。それは、真の顔を見せるという、その一点だったのではないのかなと。
まぁ、意図するところは全然違うのかもしれませんし、合っていたとして「今さらなに言ってんの？」ってレベルの話かもしれませんが。
ちなみに、セリフ枠があっても視線の強調はできるよ、というのを見せてくれるのが、こちら。
【意見募集】紙芝居の強調表現
作：ともきP
この演出……ありだわ！！
一般的な立ち絵とセリフ枠を用いたノベマスでも、ズームや背景効果などで観る者の目を惹きつけられるんですね。
ためになる上に動画単体でも面白いこの動画、大好きです。
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と、いうわけで、今日はニコマス動画の「目」に注目してみました。
ちなみに、瞳フェチ（？）の方には、こんなものもあります。
アイマス検定「瞳だけ」完全版（pixiv）
作：鬼頭氏
アイドル達の瞳だけで、それが誰かを当てる検定試験。あなたはいくつわかりますか？
私は……千早とやよい、亜美真美しかわかりませんでした。って、今回動画で見た３人だ。そりゃわかるよなぁ。
私の目が、プロデューサーのみなさんの意図を、どの程度捉えられているかはわかりませんが、とりあえず今後も自分の目を信じて作品を楽しんでいきたいと思います。
ではでは。
