波打ち際に立つ様な


彼女は、これまで何度「会いたい」と歌ってきたのでしょう。
アイドルマスター 天海春香 「欲望」

作:GateP

それは間違いなく彼女の願いなのだろうけれど、その声を聞き姿を見る時、私は思うのです。
本当に会いたいと願っているのは、彼女にその歌を託した動画製作者、そのひとなのではないかと。

7月7日、晴れ

作: R(略)P
春香さんは別れを宿命づけられているというけれども、その先に何があるのかは決まっていないワケで、
メタ的なループを排した未来で、彼女が会いたいと想う人と再び出逢う可能性が無いワケではない。
現にそうしたIfの未来において「プロデューサーさん」と同じ道を歩んでいく、そんな春香さんを、私はひとりならず知っています。
そしてアイマス2においては、彼女の願う未来は、起こり得る可能性のひとつとして実際に示されます。
しかし私達は、現実の私達は、文字通りの意味で春香さんに会う事はできない。絶対に。

それが叶うのは現実を飛び越え、「向こう岸」へと渡ってしまった人だけで、例えば電動Pなどはその事を理解していて
(それはできないと諦めてもいて)、だからこそ、あの位置に立つ事ができているんだと思っています。
アイマス手書き/ぼくのはるかちゃん


春香さんが「会いたい」と歌う時。

アイドルマスター 春香 「Over The Distance」

作:オペラP
それは彼女と向き合う者が波打ち際に立つ瞬間なのかもしれないと、この動画を見て思ったのでした。