千早の日その2

あ……ありのまま 今日 起こった事を話すぜ!
『おれは千早メインのノベマスを読んでいたと思ったら いつの間にか千早コミュ動画を完走していた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが おれも何をされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
πタッチだとか9393だとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
 
そんな日曜でした。
それというのも、日曜の朝っぱらから、とんでもない千早を見てしまったせいです。
千早さんの薬物乱用防止教室

作者は過労死P。初めて作品を拝見させていただきました。
「嫌な予感しかしないシリーズ」「衝撃の天海」「im@s現実戦記シリーズ」と、錚々たるタグが並んでいたので、ある程度は覚悟をして読み始めたのですが、完敗です、はい。まさにハートフルボッコ状態。
アイドルとしての限界に突き当たり、更に力の衰えを感じ始めた千早が、落ちていく恐怖から逃れる為に選んだ道、その行きつく先を描いた短編ノベルス。30分弱の動画ですが、この動画の持つ迫力は凄まじいものがあります。
アイドルと、ドラッグ。昨年に発覚した現実世界での事件は、特に私くらいの世代にとって大変な衝撃でした。構想自体はあの事件以前にあったそうですが、やはり重ねて観ないわけにはいけません。物語中の千早の、なんと痛々しい事か。
動画内には千早以外に、何人かの大人が登場します。悪の道へ誘う大人。保護すべき我が子を遺棄する大人。ともに歩み助け合うと誓いながら、それを疎かにした大人。
大人たちの内、誰か一人でも違う選択をしていれば、物語の結末は違っていたかもしれません。そして、この世界で正しい選択ができるのは「プロデューサー」をおいて他に居ない筈です。
プロデューサーの皆さんには、アイドルを正しく導いてあげてほしい。そう強く思わせる作品でした。

で、この作品を見ていてもうひとつ感じたのが、ノベマスで描かれる千早の特徴。それは「失う事への激しい恐怖」です。
それは言うまでもなく、ゲーム中で描かれる千早の家庭環境が起因となってるわけですが、ゲーム内の千早よりもノベマスでは強調して描かれる事が多いように感じます。まぁそこが2次創作の面白いところなのかなと。
そんな、ノベマスにおける千早のひとつの終着点が、こちら。
アイドルマスター短編『足りなくなる』

作者は下着ドロP。暫く投稿を控えておられた様ですが、先だって新作「アイドルマスター短編『君の名を呼べば』」をUpされていました。春香さんかわいいよ春香さん。
それはさておき、この作品の千早は本当に綺麗で、純粋で、痛々しい。上の動画を観ていて思い出したのが、この千早でした。
「足りなくなる」。経験がある人なら、胸に迫るタイトルだと思います。万人向けではないかもしれませんが、好きだなぁ。
というわけで、うっかり千早漬けの連休になってしまいました。ニコマスはこわいところですね!ではでは。
.
追記
なんか上の二つだけでは重すぎる気がするので中和剤を。
如月千早 エバラからあげの素のCM

作者:ねーよwwwP
こ れ は ひ ど い