10月20選と、「NGワード」のこと

11月も残りわずかという事で、恒例の月別20選を公開します。

※2011/02/07 各月20選を統合
選者:K_1155
2010年10月は、9月から続くもろもろの事柄に対して、みんなが考え、悩み、それぞれの道を模索していた時間だったのかなと、投稿された作品達を見ていて感じました。
そして、もう一つのキーワードが「原点回帰」。
それは自分が好きな動画であったり、自分が好きなアイドルであったり、自分が最初に作った動画であったり。
振り返った時に見えた物は人それぞれだったのでしょうけれど、自分の中にある掛け替えの無いものに、もう一度目を向けるという作業が必要になった時期だったのかな。
そんな10月が過ぎ、間もなく12月へ。
アイドルマスター2の発売日も正式に発表され、いよいよ2011年、リスタートの時が近づいてきます。
これからの時間が、どうか楽しさの溢れたものでありますように。
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さて、今日は私が動画にコメントする時や、このブログで作品を紹介する時に気をつけている事について。
それは、ある「ふたつの言葉」を使わない様にする、というルールです。
……もっとも、意識し始めたのは割と最近なので、過去の記事では多用してそうなのが怖いんですが。
その言葉の、ひとつ目は「シュール」。もうひとつは「センス」です。
何故この言葉を使わないようにしているかというと、二つとも「便利すぎるから」です。
これらは動画の感想として、非常に使いやすいんですね。
たとえば「シュールwww」たとえば「このセンスまじパネェ」といった風に。
でも、考えてみると「シュール」ってどういう事なんでしょう。「センス」とは?
これらは動画へのコメントとして使用された場合、褒め言葉としての意味を持ちます。少なくとも、私はそうして使っていました。
しかし、改めて言葉の意味について考えた時、自分は何に対して「シュール」と言っていたのか。
作者の「センス」を、動画のどこに感じて、そこから何を受け取ったのか。
私は、自分のボキャブラリーの範囲では表現できない作品に接した際の逃げ道として、それらの言葉を使ってたんじゃないだろうか?
自分の中を探しまわれば、もっとダイレクトに作品を表現できる言葉があるのに、その努力を怠ってないか?
そんな事を考えてしまいました。そして、そんなあやふやな言葉で作品紹介をするのは、動画の作者に対しても記事を読んで下さる方に対しても申し訳ないな、と。
もちろん、これは私個人のこだわりであり、ニコ動上でのコメントや他の方の感想について、とやかく言うものではありません。
自分で納得できていない言葉を自分が使って、それが誰かの目に留まるのが何となく嫌だなぁという事です。
もし私の中で、このふたつの言葉の定義付けがキッチリとできたら、また使う事もあるでしょう。それまでは、このふたつは封印。
そして、実はもうひとつ、禁止とまではいきませんが、使用に気をつけている言葉があります。
このブログで何度か取り上げた単語。「愛」です。
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ああ、表現するって、難しいですね。でも、伝えたいものがあるうちは、私なりに努力していきたいと思います。
ではでは。