黒いサムネイル

ニコマスライフを送るにあたり、とても参考になる動画がUpされていました。

ニコマスchガイド様の動画「2009年のアイマス動画「○○」と言えばこの動画!」
こういう動画は新参の私にとって非常にありがたいものです。今からPart4が楽しみ。
ブログやマイリスコメントを取り上げるというのも興味深いですね。
それにしても、約一年の間に46,012ものアイマス動画が作られていたとは。
すべてチェックしている方とか居るのかしら。……居るんだろうなぁ、きっと。

さて、この動画の冒頭、怒涛の様に流れる画像群があります。

これ、恐らく各動画のサムネイルですね。どんだけ集めてるんだ、というのは置いておいて、サムネについて考えてた事があるので、ちょっと書いてみたいと思います。まとまらない可能性大。

きっかけとなったのは、こちらの作品。
出逢ったのは、Novelsm@sterPart1タグで検索していた時でした。

アイドルマスター】糸 その1【春香とプロデューサーの手紙】
作者は「糸の人」。あえて「プロデューサー」とは名乗って居られない方の様です。
このサムネイルを最初に見た時に感じたのは、一言でいうと
「なんだこれ」
だったと思います。
アイマス動画のサムネといえば、アイドルの立ち絵だったりイラストだったり、あるいはロゴだったり。小さなコマながらも目を引く画像が選ばれているのが普通です。
そんな中に、真っ黒なサムネがポツンとありました。登場人物も不明。
変なサムネだなぁ、と思いつつ開き、投稿者コメントを拝見しても、やっぱりよくわかりません。
「まぁ再生時間も短いし、とりあえず」と再生を開始して……結局、その9まで一気に読んでしまいました。
ED後の春香とPの文通、というシンプルな内容。一本あたり約5分という短さ。最低限(というより、あえて抑え込んでいる)演出。
ですが、この作品群からは迫力を感じました。真剣さ、と言えばいいんでしょうか。
そして、ニコニコ動画でしか「アイドルマスター」を知らない私にとって、この方の視点は非常に重く感じられました。
でも、そういう視点があるんだとわからせてくれたこの動画も、ニコニコ動画の一部なわけで。
不思議な感覚を覚えさせてくれた作品です。現在シリーズは休止中との事ですが、ゆっくりと再会を待ちたいと思います。

で、真っ黒いサムネが気になっていたところへ、決定的な一撃をくれたのがこちら。

手記
作者は手記P。
この作品を観ての感想は
「私はもしかして、とんでもない事をやってるんじゃないだろうか」
というものでした。ブログでの作品紹介、そして感想と考察めいた事。
「枷」という表現に、顔が熱くなったのを覚えています。
この物語はフィクションです、と書かれてはいますが、創作をした事がある方ならきっと、フィクションとは思えないものが在ると思います。
私も一時期、ちょっとした事をやっていたのを思い出し、この結末には考えさせられました。
でも私は、こうしてこの作品の紹介文を書いています。これまた不思議な気分。

そして、私はまた真っ黒いサムネと出逢いました。

アイドルマスター/ プロローグ
作者はぎみっくP。
動画のタイトルとサムネイルを見て
「きたな」
と思ってしまったのは、上の二作品のおかげです。呼ばれている気がしました。作品を拝見して、鳥肌が立ちました。
やっぱり呼ばれたんだな、と。きっとそうだ、と。
そしてクリスマス・イヴに投稿された本編が、それを確信させてくれました。

アイドルマスター/C@ROL 第1幕
CAROL。
いつだったか、メッセで「自分の血の中に流れている音楽ってある?」なんて話をした事があります。
ずいぶん恥ずかしいお題ですが、まぁそれは気にせず。
その時の私の答えが「TM NETWORK」そして「CAROL」でした。

もう追いかけるしかない。そう思いました。
どうやら他のブロガーさんの中にも「この作品を紹介したい」と感じておられる方が多数居られる様で、既にニコマス記事総合リンク集で何件かの記事がリンクされています。
後追いになりますが、私も応援させていただきます。

結局、この記事で何が言いたいかといいますと「真っ黒サムネに気付かせてくれてありがとう」という事です。
上の二作品がなければ、私はC@ROLに気付く事が出来なかったかもしれません。
今後も黒いサムネイルには期待しています。
我ながら変な期待ですが、そういう人もいるという事で。では、今回はこれにて